お葬式の会葬御礼と香典返しとの違いとは

会葬御礼とともによく耳にし、意味合いの混乱がおこりがちな香典返しについて説明します。香典返しとはお葬式の参列者が持参した香典に対する返礼品を意味しています。香典返しは古くから、頂いた香典の金額に対しての半返しが一般的とされてきました。したがって、全員共通のものを配る会葬御礼とは違い、香典の金額に応じてお礼の品物を変化させる必要があるのが香典返しと言えるでしょう。

送る品物として代表的なものは、お菓子や食品などのもらって困らないものが主流です。哀しみを洗い流すという意味合いから、石けんやタオルなども多く選ばれる傾向があります。また、お酒や生ものはタブーとされており、使うことでなくなる消え物の選択がマナーとなっています。

香典返しを送るタイミングについてですが、これは四十九日法要が終わった後、2週間以内に送るのが一般的とされています。この約1ヶ月半の期間は、お葬式が滞りなく終わり、遺族が落ち着きを通り戻す期間にであり、お葬式での香典帳を再確認し、頂いた香典の金額に応じて、香典返しを選び発送するために必要な期間にもなっています。この際、志や満中陰志と書かれたのしをつけ、喪主名で送るのが常識となっています。